2018年03月31日

TEAM TACKLE始動 by泉佐野のアニキ

 新チームが始動して3カ月、タクルが新チームのキャプテンに任命されました。

 私は日頃から「キャプテンをやれるチャンスがあるならやれ」と言ってきました。社会人になる前に組織作りなどで貴重な経験を積めるからです。高校スポーツになると、メディア対応もありコメント力も必要。人間力を磨くには絶好の機会だと思っています。

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今年の近畿大会は大阪開催。鶴見緑地球技場で開会式が行われました。


 和歌山新人戦優勝し、次の大会は近畿大会です。昨年も書きましたが、この大会は花園レベル、強豪校と対戦できる貴重なチャンス。

 タクルが引いてきた相手は、兵庫2位で出場の神戸科学技術高校でした。開会式を見ていても大きなサイズの選手がたくさんいました。逆に花園を制した仰星は小柄な印象を受けました。

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SHで出場したナオヤ、CTBで出場したタクル。タクルは主将として挑んだ初の公式戦。


 試合は先制トライを許した直後に反撃のトライ。難しい角度からのコンバージョンも成功させ7ー5と逆転した時は「ひょっとして」と思いましたが夢は一瞬で覚めてしまいました。終わって14ー72の大敗・・・これが現実です。

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 3年生の卒部式も終え、「第5回 上富田ラグビーフェスタ」で武者修行。この大会、年々大きくなっています。女子15人制日本代表やセブンズ日本代表、U20日本代表のキャンプ地になるなど、スポーツで町おこしを精力的に行う上富田はアツい!

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3月前半に行われた上富田ラグビーフェスタの組み合わせ。

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こちらは後半の組み合わせ。

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私が行った28日はサクラが満開でした。


 3月前半と後半の二部構成で行われる大会。20分1本勝負を朝から夕方まで3つのグラウンドで行います。夏の御所フェスみたいな感じです。

 前半は、京都成章や流経大柏など大阪以外からも花園常連校が集まります。

 近大和歌山は第一部、テスト期間中ということもあり1日だけ参戦。若狭東Aと流経大柏Bと対戦しました。

 後半はフル参戦。2泊3日の上富田合宿です。この合宿、白浜の旅館が宿舎になるので、メシはウマい、風呂は温泉とタクルはお気に入りです。

 初日、六甲アイランド・京都工学院B・岐阜工業Aと対戦し全勝。2日目は四日市工業B・御影・神戸高専・近大附属Aと対戦、近大附属Aに負けたようです。タクル曰く神戸高専戦がベストゲーム。最終日は城陽・神戸村野工業・洛水と対戦。この日、私は現地観戦。城陽戦29ー0、村野工戦7ー0、洛水戦29ー0でした。

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最終戦に挑む近大和歌山フィフティーン。


 反省は村野工戦。監督もおっしゃていましたが、相手に合わせすぎでした。この試合、タクルはスタンドオフでしたが、ゲームメイクは単調、膠着状態を一変させるプレー・アイデアが見られなかった事が残念でした。極端にキックばかり使うとか、何かしないと改善されない状況で、ゲームプランをガラッと変える勇気が必要だと思います。勝ち負けより内容重視の実戦なのに、無難なプレーを続けたように見えた。奇抜なアイデア、大胆さを養ってくれよ。

 今大会は、選抜出場を逃した石見智翠館も参戦。久しぶりに智翠館の安藤先生・大向先生とお話させていただきました。32期生コウタも元気にしていました。初日は32期生コウタロウ(常翔学園)も来ていました。梅干しカップ以来の上富田、懐かしかったやろうなぁ〜

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32期生・コウタ、31期生・ナオヤ&タクル。左の3人は岬ラグビースポーツ少年団OB。右側4人は岬中学ラグビー部OBです。


 一つ残念だったのが、Kコーチが駆けつけてくれたのですが、ナオヤとタクルと対面したものの、すでに近大和歌山の試合が終わっていました。少しだけですが成長した姿を見てもらいたかったのですが・・・

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U20日本代表も合宿を行っていました。


 次はアシックスカップ出場をかけた戦いが待っています。3年連続の全国キップGETへGO近大和歌山!!
posted by MISAKI RUGBY.COM at 01:43| Comment(0) | 高校ラグビー

2018年03月03日

ラストシーズン! by泉佐野のアニキ

 卒業シーズン、岬OBも次のステージに向かって突き進んでいます。そんな中、高校ラストシーズンを迎えるのは31期生のナオヤとタクル。

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 年明け1月13日に開幕した和歌山新人戦、近大和歌山は新調された純白のセカンドジャージで出撃。

 初戦の田辺・田辺工は39−0で勝利しましたが、攻撃のリズムが悪く、初戦突破チームの中で最小得点…3年生が抜け攻撃力低下は覚悟していましたが、かなり不安を覚えました。

 個人的に最大のヤマ場だと感じていた準決勝の熊野戦。熊野は前年度からメンバーがほとんど変わらず不気味な存在でした。終わってみれば33−0の完封勝利、堂々とした子供達の戦いぶりに、我々保護者は少しは自信が持てた試合となりました。

 決勝は和歌山工。この赤い壁を乗り越えないと「花園」なんて夢のまた夢です。

 キックオフから敵陣に攻め込んだ近大は、中々トライを奪うことができません。ワンチャンスをモノにした和工が先制する嫌な流れ。そんな状況でも慌てず騒がず逆転し、近大は新人戦2年ぶりの優勝を決めました。

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 今年のチームは傍から見ていて明るいチーム、緊張するであろう状況でも笑っている。昨年度のチームと比べても明らかに攻撃力・防御力は低下している、ラグビー力は低いが雰囲気がよく見えるのが新チームの印象でした。

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 今月11日からは大阪開催の近畿大会が開幕します。近大和歌山の初戦は兵庫2位の神戸科学技術高校、どんな試合になるのか非常に楽しみです。

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posted by MISAKI RUGBY.COM at 00:14| Comment(0) | 高校ラグビー