私は日頃から「キャプテンをやれるチャンスがあるならやれ」と言ってきました。社会人になる前に組織作りなどで貴重な経験を積めるからです。高校スポーツになると、メディア対応もありコメント力も必要。人間力を磨くには絶好の機会だと思っています。
今年の近畿大会は大阪開催。鶴見緑地球技場で開会式が行われました。
和歌山新人戦優勝し、次の大会は近畿大会です。昨年も書きましたが、この大会は花園レベル、強豪校と対戦できる貴重なチャンス。
タクルが引いてきた相手は、兵庫2位で出場の神戸科学技術高校でした。開会式を見ていても大きなサイズの選手がたくさんいました。逆に花園を制した仰星は小柄な印象を受けました。
SHで出場したナオヤ、CTBで出場したタクル。タクルは主将として挑んだ初の公式戦。
試合は先制トライを許した直後に反撃のトライ。難しい角度からのコンバージョンも成功させ7ー5と逆転した時は「ひょっとして」と思いましたが夢は一瞬で覚めてしまいました。終わって14ー72の大敗・・・これが現実です。
3年生の卒部式も終え、「第5回 上富田ラグビーフェスタ」で武者修行。この大会、年々大きくなっています。女子15人制日本代表やセブンズ日本代表、U20日本代表のキャンプ地になるなど、スポーツで町おこしを精力的に行う上富田はアツい!
3月前半に行われた上富田ラグビーフェスタの組み合わせ。
こちらは後半の組み合わせ。
私が行った28日はサクラが満開でした。
3月前半と後半の二部構成で行われる大会。20分1本勝負を朝から夕方まで3つのグラウンドで行います。夏の御所フェスみたいな感じです。
前半は、京都成章や流経大柏など大阪以外からも花園常連校が集まります。
近大和歌山は第一部、テスト期間中ということもあり1日だけ参戦。若狭東Aと流経大柏Bと対戦しました。
後半はフル参戦。2泊3日の上富田合宿です。この合宿、白浜の旅館が宿舎になるので、メシはウマい、風呂は温泉とタクルはお気に入りです。
初日、六甲アイランド・京都工学院B・岐阜工業Aと対戦し全勝。2日目は四日市工業B・御影・神戸高専・近大附属Aと対戦、近大附属Aに負けたようです。タクル曰く神戸高専戦がベストゲーム。最終日は城陽・神戸村野工業・洛水と対戦。この日、私は現地観戦。城陽戦29ー0、村野工戦7ー0、洛水戦29ー0でした。
最終戦に挑む近大和歌山フィフティーン。
反省は村野工戦。監督もおっしゃていましたが、相手に合わせすぎでした。この試合、タクルはスタンドオフでしたが、ゲームメイクは単調、膠着状態を一変させるプレー・アイデアが見られなかった事が残念でした。極端にキックばかり使うとか、何かしないと改善されない状況で、ゲームプランをガラッと変える勇気が必要だと思います。勝ち負けより内容重視の実戦なのに、無難なプレーを続けたように見えた。奇抜なアイデア、大胆さを養ってくれよ。
今大会は、選抜出場を逃した石見智翠館も参戦。久しぶりに智翠館の安藤先生・大向先生とお話させていただきました。32期生コウタも元気にしていました。初日は32期生コウタロウ(常翔学園)も来ていました。梅干しカップ以来の上富田、懐かしかったやろうなぁ〜
32期生・コウタ、31期生・ナオヤ&タクル。左の3人は岬ラグビースポーツ少年団OB。右側4人は岬中学ラグビー部OBです。
一つ残念だったのが、Kコーチが駆けつけてくれたのですが、ナオヤとタクルと対面したものの、すでに近大和歌山の試合が終わっていました。少しだけですが成長した姿を見てもらいたかったのですが・・・
U20日本代表も合宿を行っていました。
次はアシックスカップ出場をかけた戦いが待っています。3年連続の全国キップGETへGO近大和歌山!!