
キックオフ直前、気合の雄叫び!
私の中では想定していた展開でした。あとは近大フィフティーンが現状を打ち破るために、どんなラグビーを見せてくれるのかに注目しました。
後半、最初にトライを奪ったのは和工。ゴール前、しつこくFW戦を挑み完全に近大ディフェンスをグルーピング…教科書通りの大外展開で先制点をもぎ取りました。この失点パターンは、事前準備で分かったはずです。私は不思議と、この時点では全然焦りがありませんでした。逆に、ここからの近大アタックストーリーに期待しワクワクしたぐらいでした。
しかし…
相手がやってくる事は全て想定内。あとは、そのパターンを逆手にとれば楽に逆転できたはずですが、どうしても相手に合わせてしまう。次第にゲームの流れは和工が掴みます。


ベンチからの近大和歌山監督の声は、私の脳内と完全に一致していました。もどかしい…次第にイライラが私を支配し始めました。
ノーサイド!スコアは0―12。もったいない。本当にもったいない試合を落としました。
前向きに考えれば新人戦でつけられた29点差は、12点差にまで詰める事ができました。
前半見せたキック起点のアンストラクチャーからのターンオーバー

和歌山の花園予選は今から十分楽しめる酒の肴になったではないでしょうか?私だけかな(笑)

岬30期生ケイ&ライキ優勝おめでとう!
前編で書いた2年生FWですが、決勝戦のあと学校に戻ってから自主トレを行ったそうです。その話を聞いてますますこの男が好きになりました。しかも、その練習には他の2年生FWも参加したと聞きました。2年生に起きた今回の化学反応は、必ずチーム力アップにつながると思います。