この大会には岬ラグビーOBも参戦。
岬ラグビー30期生・キリキ(御所実)。強豪校のファーストジャージを身に纏うキリキ。格好良かった〜

同じく30期生・ライキ(和歌山工)。必死の形相で体を張る姿に感動しました!

近大和歌山の31期生・ナオヤとタクルは大敗の中、試合を投げることなく最後まで戦いました。


■3月12日 近畿大会1回戦の結果■
陸上競技場
11:00 近大和歌山 7−119 大阪桐蔭
12:20 天理 34−17 伏見工業・京都工学院
13:40 合同(那賀・和歌山北) 0−94 大阪朝鮮
15:00 関西学院 40−17 八幡工
補助競技場
11:00 京都成章 50−7 常翔学園
12:20 和歌山工業 0−130 報徳学園
13:40 東海大仰星 31−14 御所実業
15:00 光泉 76−3 新宮・新翔
■3月19日 近畿大会2回戦組み合わせ■
陸上競技場
12:00 京都成章−報徳学園
13:20 東海大仰星−光泉
補助競技場
12:00 大阪桐蔭−天理
13:20 大阪朝鮮−関西学院
ここからは私の心の声をお送りします。(※一部実際の声あります)
試合結果を見て「あぁ〜和歌山全滅・・・新宮・新翔は頑張ったなぁ〜1番失点が少ないやん。和歌山勢でトライをあげたのは、近大だけやなぁ〜寂しい結果やで」
時計を9時30分に戻す。
開会式「竹内キャプテン(近大和歌山)選手宣誓頑張れ〜噛み噛みになりませんように!」
私の心配なんか杞憂に終わりました。しっかりした宣誓を見せてもらいました。

時計は11時。第1試合:近大和歌山vs大阪桐蔭キックオフ!!
「100点ゲームはやだなぁ〜」
大阪桐蔭がいきなりミス。「よっしゃ〜〜いったれ近大!!」
前半3分、大阪桐蔭先制トライ。「3分粘ったやん」
前夜、サンウルブズの開始27秒トライを見て、明日こんな事いっぱいされるんやろなぁ〜と思っていたので・・・
前半13分終わって30失点突破。「やっばぁ〜100失点ペース超えてるやんけ」
隣に座っている岬中学校の先輩のお母さんから「枚岡とかと試合やった時もこんなんやったなぁ」とお話タイムに突入。
そのとき、近大WTB・小倉センパイが桐蔭のパスをインターセプト!自陣10b付近から桐蔭を振り切り独走トラ〜イ!!沸きまくる近大応援団やんややんや。
数少ない盛り上がれるチャンス。ここは実際に叫びました。「行け行け行け〜走りきれ!!!」

前半終わって7−57(前半:近大1T1G−大阪桐蔭9T6G)、依然100失点ペース。
後半キックオフ。大阪桐蔭のトライラッシュ再び・・・
60点
70点
80点
90点
「あぁ100点が近づいてきた・・・ヤバイヤバイ。まだ時間たっぷり残ってるやん」
ついに100点突破。
109点。「あっスクール☆ウォーズに並んだ」
そして「川浜超えやスクール☆ウォーズ超えや」
119点ノーサイド(後半:近大0T0G−大阪桐蔭10T6G)。「みんな大きな怪我せずに終わった。タクルも明日、修学旅行へ行けるな」
奪われたトライ19、決められたコンバージョン12。奪ったトライ1、決めたコンバージョン1。これが大阪トップ3との実力差。
こんな一方的な試合でも、かすかな光は私には見えました。
それは、前に出るディフェンスです。後半、一度だけセットプレー(スクラム)から近大がDFラインが一線に揃ってドンドン前に出た時がありました。
前に出た事によってボールキャリアーが、加速不十分でゲインできませんでした。パスを放られても、前に出ているためキャリアーの判断時間も奪い取りディフェンスしている近大が15b程前進しました。
やっぱり基本が大事だと改めて感じたプレーでした。尾道シャローで強豪校を追い詰める尾道高校のDF戦略が有効だとも思った瞬間でした。
BKのラインアタックでもFB竹内主将とCTB中谷センパイは、桐蔭DFの裏に出る事ができました。この2人のランナーにCTB相棒のタクルがフォローし次に繋がる展開を作り出す事ができれば、近大のBK攻撃は威力が増すはずです。
最後に、相手ボールラインアウトに対し、しつこくジャンパーをリフトさせプレッシャーを掛け続けたFWも評価に値すると思った。
強豪校との対戦で体感したスピードとパワー、少なからずもつけた自信を今後の成長にいかしてもらいたい。