2017年03月14日

近畿大会 by泉佐野のアニキ

 12日、和歌山・紀三井寺で選抜大会出場をかけた「第68回近畿高等学校ラグビーフットボール大会」が開幕しました。

 この大会には岬ラグビーOBも参戦。

 岬ラグビー30期生・キリキ(御所実)。強豪校のファーストジャージを身に纏うキリキ。格好良かった〜

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 同じく30期生・ライキ(和歌山工)。必死の形相で体を張る姿に感動しました!

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 近大和歌山の31期生・ナオヤとタクルは大敗の中、試合を投げることなく最後まで戦いました。

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■3月12日 近畿大会1回戦の結果■

陸上競技場

11:00 近大和歌山 7−119 大阪桐蔭
12:20 天理 34−17 伏見工業・京都工学院
13:40 合同(那賀・和歌山北) 0−94 大阪朝鮮
15:00 関西学院 40−17 八幡工

補助競技場

11:00 京都成章 50−7 常翔学園
12:20 和歌山工業 0−130 報徳学園
13:40 東海大仰星 31−14 御所実業
15:00 光泉 76−3 新宮・新翔

■3月19日 近畿大会2回戦組み合わせ■

陸上競技場

12:00 京都成章−報徳学園
13:20 東海大仰星−光泉

補助競技場
12:00 大阪桐蔭−天理
13:20 大阪朝鮮−関西学院



 ここからは私の心の声をお送りします。(※一部実際の声あります)


 試合結果を見て「あぁ〜和歌山全滅・・・新宮・新翔は頑張ったなぁ〜1番失点が少ないやん。和歌山勢でトライをあげたのは、近大だけやなぁ〜寂しい結果やで」

 時計を9時30分に戻す。

 開会式「竹内キャプテン(近大和歌山)選手宣誓頑張れ〜噛み噛みになりませんように!」

 私の心配なんか杞憂に終わりました。しっかりした宣誓を見せてもらいました。

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 時計は11時。第1試合:近大和歌山vs大阪桐蔭キックオフ!!

 「100点ゲームはやだなぁ〜」

 大阪桐蔭がいきなりミス。「よっしゃ〜〜いったれ近大!!」

 前半3分、大阪桐蔭先制トライ。「3分粘ったやん」

 前夜、サンウルブズの開始27秒トライを見て、明日こんな事いっぱいされるんやろなぁ〜と思っていたので・・・

 前半13分終わって30失点突破。「やっばぁ〜100失点ペース超えてるやんけ」

 隣に座っている岬中学校の先輩のお母さんから「枚岡とかと試合やった時もこんなんやったなぁ」とお話タイムに突入。

 そのとき、近大WTB・小倉センパイが桐蔭のパスをインターセプト!自陣10b付近から桐蔭を振り切り独走トラ〜イ!!沸きまくる近大応援団やんややんや。

 数少ない盛り上がれるチャンス。ここは実際に叫びました。「行け行け行け〜走りきれ!!!」

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 前半終わって7−57(前半:近大1T1G−大阪桐蔭9T6G)、依然100失点ペース。

 後半キックオフ。大阪桐蔭のトライラッシュ再び・・・

 60点

 70点

 80点

 90点

 「あぁ100点が近づいてきた・・・ヤバイヤバイ。まだ時間たっぷり残ってるやん」

 ついに100点突破。

 109点。「あっスクール☆ウォーズに並んだ」

 そして「川浜超えやスクール☆ウォーズ超えや」

 119点ノーサイド(後半:近大0T0G−大阪桐蔭10T6G)。「みんな大きな怪我せずに終わった。タクルも明日、修学旅行へ行けるな」

 奪われたトライ19、決められたコンバージョン12。奪ったトライ1、決めたコンバージョン1。これが大阪トップ3との実力差。




 こんな一方的な試合でも、かすかな光は私には見えました。

 それは、前に出るディフェンスです。後半、一度だけセットプレー(スクラム)から近大がDFラインが一線に揃ってドンドン前に出た時がありました。

 前に出た事によってボールキャリアーが、加速不十分でゲインできませんでした。パスを放られても、前に出ているためキャリアーの判断時間も奪い取りディフェンスしている近大が15b程前進しました。

 やっぱり基本が大事だと改めて感じたプレーでした。尾道シャローで強豪校を追い詰める尾道高校のDF戦略が有効だとも思った瞬間でした。

 BKのラインアタックでもFB竹内主将とCTB中谷センパイは、桐蔭DFの裏に出る事ができました。この2人のランナーにCTB相棒のタクルがフォローし次に繋がる展開を作り出す事ができれば、近大のBK攻撃は威力が増すはずです。

 最後に、相手ボールラインアウトに対し、しつこくジャンパーをリフトさせプレッシャーを掛け続けたFWも評価に値すると思った。

 強豪校との対戦で体感したスピードとパワー、少なからずもつけた自信を今後の成長にいかしてもらいたい。
posted by MISAKI RUGBY.COM at 01:37| Comment(0) | 高校ラグビー