出来る事なら大阪勢はヤだなぁ〜〜とか、あの辺りがイイなぁ〜〜なんて勝手な願望を抱いていました。
現実はそう甘くはありませんね。
近大和歌山の対戦相手は…

大阪桐蔭に決定しました!グラウンドは陸上競技場、持ってるキャプテンは選手宣誓まで引いてきました!!
この現実で考え方を変えました。花園シード校と対戦できるという事は、花園に出て、しかも1回戦を突破しなくてなりません。もしもジャイアントキリングなんてやろうもんなら元日を花園で過ごせるんですよ。こんなチャンス滅多にない!ぜひ、今持っている力をオールアウトして欲しいなぁ〜まぁ保護者としては好き勝手に楽しむんですけどね。
ここからは少し真面目な話。
元茗溪学園ラグビー部監督でアジアラグビー会長の徳増浩司さんの話を紹介します。
<子どもたちに“おもしろい”ラグビーをE>
もし明日試合があるとして、あなたが指導者なら「アタック」と「ディフェンス」の練習にどのくらいの割合をかけるでしょうか。
「子どもたちにラグビーを楽しませたい」という気持ちと「試合に勝たせたい」「せめて大敗は避けたい」という両方の気持ちがあることでしょう。大敗してしまうと、子どもたちがラグビーそのものを好きでなくなってしまったり、だんだん自信を無くしてしまうことにもなりかねません。
昨秋、東京都の全国大会予選で、シードの東京高校と都立青山高校の試合を見る機会がありました。実力差のある試合でした。しかし、青山高校は、数えきれないほどのマイボールのキックオフを、これ以上ない正確なキックとチェイスで、ほとんど制しました。キックオフは完璧な勝利でした。
試合後、諫見監督に話を聞くと「1週間これだけやってきましたから」とさわやかな表情で話してくれました。諫見先生は、東京都高体連ラグビー専門部事務局長でもあり、情熱の人。試合には負けながらも、チームには、ぴりっとした一体感がありました。
大きな点差となりましたが、試合後、監督やプレーヤーたちの間には「やり切った」という爽快感・充実感がただよっていました。力を出し切る=エンジョイ、と考えると、こういうマインドセットは確かに大切だと思いました。
チームカラーには、指導者の”ラグビー観”や“ラグビーに対する世界観“のようなものが大きな影響を与えます。それだけに、子どもたちを預かる指導者たちの悩みと挑戦は尽きることがありません。何が正解か、答えは決してひとつではないと思いました。
Facebookページ徳増浩司 - on Rugbyより
マイボールキックオフは、試合前に何度も起きると想定できる唯一のプレー。そこに特化した青山高校のゲームプラン・子供達へのアプローチ・モチュベーションの作り方は素晴らしいと思いました。
近大和歌山も実力的にいけば、マイボールキックオフは15回以上あるはず。相手ボールキックオフはヘタすれば1回。青山高校のようにキックオフにこだわるも良し、強豪相手に試したい自分たちのプレーにこだわるも良し。何か一つでもやり遂げてノーサイドを迎えて欲しいなぁ〜