2017年02月22日

12・30シミュレーション by泉佐野のアニキ

 なんと気が早い!もう年末の想定してるんかいな〜〜〜って声が聞こえそうですが、19日に高校ラグビー近畿大会の組み合わせが決まりました。





 出来る事なら大阪勢はヤだなぁ〜〜とか、あの辺りがイイなぁ〜〜なんて勝手な願望を抱いていました。






 現実はそう甘くはありませんね。






 近大和歌山の対戦相手は…

















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 大阪桐蔭に決定しました!グラウンドは陸上競技場、持ってるキャプテンは選手宣誓まで引いてきました!!



 この現実で考え方を変えました。花園シード校と対戦できるという事は、花園に出て、しかも1回戦を突破しなくてなりません。もしもジャイアントキリングなんてやろうもんなら元日を花園で過ごせるんですよ。こんなチャンス滅多にない!ぜひ、今持っている力をオールアウトして欲しいなぁ〜まぁ保護者としては好き勝手に楽しむんですけどね。


 ここからは少し真面目な話。


 元茗溪学園ラグビー部監督でアジアラグビー会長の徳増浩司さんの話を紹介します。


<子どもたちに“おもしろい”ラグビーをE>

 もし明日試合があるとして、あなたが指導者なら「アタック」と「ディフェンス」の練習にどのくらいの割合をかけるでしょうか。

 「子どもたちにラグビーを楽しませたい」という気持ちと「試合に勝たせたい」「せめて大敗は避けたい」という両方の気持ちがあることでしょう。大敗してしまうと、子どもたちがラグビーそのものを好きでなくなってしまったり、だんだん自信を無くしてしまうことにもなりかねません。

 昨秋、東京都の全国大会予選で、シードの東京高校と都立青山高校の試合を見る機会がありました。実力差のある試合でした。しかし、青山高校は、数えきれないほどのマイボールのキックオフを、これ以上ない正確なキックとチェイスで、ほとんど制しました。キックオフは完璧な勝利でした。

 試合後、諫見監督に話を聞くと「1週間これだけやってきましたから」とさわやかな表情で話してくれました。諫見先生は、東京都高体連ラグビー専門部事務局長でもあり、情熱の人。試合には負けながらも、チームには、ぴりっとした一体感がありました。

 大きな点差となりましたが、試合後、監督やプレーヤーたちの間には「やり切った」という爽快感・充実感がただよっていました。力を出し切る=エンジョイ、と考えると、こういうマインドセットは確かに大切だと思いました。

 チームカラーには、指導者の”ラグビー観”や“ラグビーに対する世界観“のようなものが大きな影響を与えます。それだけに、子どもたちを預かる指導者たちの悩みと挑戦は尽きることがありません。何が正解か、答えは決してひとつではないと思いました。

  Facebookページ徳増浩司 - on Rugbyより




 マイボールキックオフは、試合前に何度も起きると想定できる唯一のプレー。そこに特化した青山高校のゲームプラン・子供達へのアプローチ・モチュベーションの作り方は素晴らしいと思いました。


 近大和歌山も実力的にいけば、マイボールキックオフは15回以上あるはず。相手ボールキックオフはヘタすれば1回。青山高校のようにキックオフにこだわるも良し、強豪相手に試したい自分たちのプレーにこだわるも良し。何か一つでもやり遂げてノーサイドを迎えて欲しいなぁ〜

posted by MISAKI RUGBY.COM at 12:39| Comment(0) | 高校ラグビー

2017年02月14日

和歌山新人戦決勝! by泉佐野のアニキ

 11日、最強寒波の影響で雪が舞うグラウンドで行われた決勝戦。近大和歌山は和歌山工と対戦しました。

 昨年の新人戦決勝は近大和歌山32−24和歌山工で8点差勝利!

 春季大会は近大和歌山47−5和歌山工で42点差勝利!

 花園予選は近大和歌山0−7和歌山工7点差敗戦。

 あれから3カ月…

 結果はどうなるのでしょうか。

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 大一番前の儀式、校歌を歌い気分を高ぶらせます。いざピッチへ!

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 キックオフ直前。「シャー」と対戦相手に気合を見せつけました。

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 試合の入りが良く、やや近大ペースで試合が進みますが細かいミスでトライに結びつかず膠着状態に。

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 前半5分、敵陣でペナルティーを得た近大はショットを選択。惜しくも外れましたが、試合の主導権を掴みつつあるように見えました。

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 前半13分、近大が先制トライ!コンバージョンも成功し7点リードしました。

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 ↑この写真の後方でビデオを撮っているのは私です。この時は寒さも忘れて興奮していました。

 先制を許しスイッチが入った和工に、2トライ1コンバージョンを決められ前半を7−12で終了しました。

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 後半、先にトライをあげたのは和工。あぁこのまま、やられるのか〜〜花園メンバーが結構残っている和工は強いなぁ〜〜と感じイライラしていた時です。

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 やってくれました!竹内キャプテンが反撃のトライ!!コンバージョンも成功し14−19。1トライに詰め寄りました。「ひょっとして」この感覚、近大保護者は全員持ったと思います。私もエキサイトしまくりでした。

 しかし、反撃もここまで。この後、ジリジリと差を広げられ14−43で敗れました。

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 岬OBの30期生ケイは和工のキッカーを務めていました。難しい角度からもゴールを決め優秀なキッカーでした。


 29点差の敗戦。昨年、和工は近大との42点差をひっくり返して花園キップを手にいれました。

 今年は近大がリベンジする時!だと信じてサポートします。

 あぁ〜寒かった。
posted by MISAKI RUGBY.COM at 15:00| Comment(0) | 高校ラグビー

2017年02月09日

エライコッチャ by泉佐野のアニキ

 朝からシトシトと降り続ける冷たい雨。

 最悪のコンディションの中、5日に行われた和歌山新人大会準決勝。岬OBのケイ&ライキが所属する和歌山工業高校が第1試合に登場してきました。

 和歌山工は、決勝トーナメント1回戦で熊野高校を破った那賀・和歌山北合同チームを圧倒!69−0で決勝進出を決めました。

 エライコッチャその@

 和歌山工には岬OGのリナも所属しています。そのリナが松葉杖姿で現れました。膝を負傷したようです。「慌てても仕方ないので、ジックリ治しや」と声を掛けると笑顔で「はい」。笑顔に少し救われた気がしました。

 エライコッチャそのA

 以前、岬のおっさんが書いてくれた「オレにも言わせろ 第109回 高校探訪その8 近大附属和歌山高校ラグビー部」に記されている通り近大和歌山ラグビー部は3年生が抜け人数がギリギリ…そんな状況で怪我人が続出中なのです。

 リザーブ「0」という状況で準決勝第2試合がキックオフ!相手は新宮・新翔合同チーム。デカイFW相手に近大が大苦戦。

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 前半終わって7−0。後半、先にスコアをしたのは新宮・新翔でした。

 雨でパスが思うようにつながらない近大のミスをつかれカウンターを食らいました。7−7の同点に。攻め続ける近大は、後半の終盤にようやくトライをあげ12−5と勝ち越しに成功しました。残り3分、新宮・新翔の反撃をしのぎ何とか決勝進出を決めました。

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 エライコッチャそのB

 リザーブがいない近大、試合後半に岬OBのナオヤが負傷。治療の間、14人での戦いを覚悟したその時「お前しかおらん中谷行け!」と田中監督が叫びました。右手に包帯グルグル巻の2年生・中谷クンがピッチに立ちました。痛々しい姿で奮闘する中谷クンに感動しました。数分後、治療を終えたナオヤが戻って来ました。





























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 ジャ〜〜〜〜ン!名付けてバットマンナオヤ!!(笑)

 根性でノーサイドまで戦いました。ナオヤよう頑張った!!

 エライコッチャそのC

 久々に出てきた「岬のおっさん」。そのおっさんがテレビでスクラム組んでいます。36分過ぎに登場します。東京で元気にしているようですね。



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 11日の土曜日いよいよ和歌山工vs近大和歌山の新人戦決勝が行われます。

 何か寒気の影響で天気がエライコッチャになるみたい…
posted by MISAKI RUGBY.COM at 13:15| Comment(0) | 高校ラグビー