2016年11月03日

盆と正月が一緒に来たようや by泉佐野のアニキ

 10月29・30日と追手門学院大学グラウンドで行われた「大学女子7人制ラグビー交流大会」。30日、大会連覇を狙う追手門の応援に行ってきました。

 今回は4チーム参加で2回戦総当たり、勝ち点の順位でチャンピオンが決まるレギュレーション。(勝利=4、引き分け=2、負け=0、1試合4トライ以上のボーナス=1)

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参加選手全員で記念撮影


■参加チーム■
追手門学院大(第1回大会3位→第2回大会優勝)
立正大・東京学芸大合同(第1回大会優勝→第2回大会2位)
関西フィオーレ(第1回大会4位→第2回大会3位)
九州選抜(第1回大会2位→第2回大会5位)

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開幕ゲーム前、先月20日に亡くなった平尾誠二さんに黙祷を捧げました


 大会初日、追手門は関西を19−12、立正・学芸を10−5、九州を69−0で破り3連勝!初日終わってポイントは・・・
1位 追手門学院 「13」内BPは1
2位 立正・東京学芸 「10」内BPは2
3位 関西フィオーレ 「5」
4位 九州選抜 「0」
ご覧の順位となりました。

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追手門学院メンバーと大畑GM


 大会2日目の30日、九州を43-5で下し順調な滑り出しでしたが関西に12−5と辛勝。前日も関西と接戦を演じBP獲得ならず。このBP獲得が大会の明暗を分けました。最終戦前のポイントは追手門「22」、立正・学芸が「20」。引き分け以上で追手門の連覇が決まる状況でした。

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ゲームキャプテンとしてチームを引っ張りました


 追手門VS立正・学芸の最終決戦。追手門は大会前、大会中と呪われた様に負傷者が続出しました。そんな中、初めてピンク&ブルーに袖を通した選手が堂々と勝負に挑んでました。ミサキも今までチームのサポートをしてくれていた選手にトライを取らせよう、勝ち試合を経験させようと必死で戦っていたのが印象的でした。

 この日改めて感じたのは、ラグビーは「トライ」より「タックル」だということ。この大会、キャプテンで臨んだミサキを先頭に鬼気迫るタックルを連発しました。前半終わって0−12。後半ここからが勝負です。一進一退の攻防、ミサキがインゴール右隅に飛び込みトライを決めると、ほぼ絶望的な距離と角度のコンバージョンを2年生CTB藤崎が会心のキック!!見事2点を加え会場はお祭り騒ぎ。追手門イケイケムードになりましたが時すでに遅し・・・反撃もここまで7−12でノーサイドとなりました。

 この結果、4ポイント上乗せした立正・学芸が第1回に続いて優勝しました。

 試合後、グラウンドに崩れ落ちたミサキ。試合後、ピーピー泣いている姿はよく見たことがありますが、ここまでの状況は初めて見ました。福島キャプテン、ユカ、主力選手の相次ぐ負傷、私がやらねばの気持ちは十分に伝わってきました。巨漢アネ・リーチ選手の足首を刈る捨て身のタックルを何度も見舞い、鬼気迫る気迫は魅せたミサキを見たのも初めてでした。それだけに感情が爆発したのでしょう、トレーナーに抱えられながらピッチを去りました。

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崩れ落ちるミサキに駆け寄るトレーナーさん

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やっとピッチを出たミサキに駆け寄るチームメート


 試合は負けてしまったけど、感動したイイ試合を見せてもらって久しぶりにミサキを褒めてしまいました。ラグビー初めて7年目、いつも物足りなく思っていたけど満足した大会になりました。

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今大会のベスト7。ミサキは昨年に続き選出されました

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浪花の練習後、応援に駆けつけたサキノ


 あっ何でこんなタイトルになっているのかと言うと、同じ日、近大和歌山が花園予選に登場。残り時間10分でタクルが公式戦デビューを飾ったのです。ポジションは左ウイング、そしてトライまでマークしたとの情報が飛んできました!!嬉しかったなぁ〜〜近大和歌山は星林を81−10で倒し準決勝進出を決めました!ここからはミサキがオフ期間に入るのでタクルにシフトして追っかけ楽しみます!!
posted by MISAKI RUGBY.COM at 11:39| Comment(2) | 女子ラグビー