15人制ラグビー少年男子の部には、和歌山代表・30期生ライキがフランカーで出場しました。和歌山代表は近大和歌山・和歌山工業・熊野高校の選手で構成されたチーム。対する奈良代表は御所実業単独チーム。

勝てば岩手切符を手にする一戦に和歌山は果敢に挑みました。後半、熊野高校・前田選手のトライで一矢を報いたものの、実力差が大きく終わってみれば5−82の大敗でした。
このままじゃ和歌山のラグビーは舐められる…「どげんかせんと」とマジで感じた試合でした。サイズ的には見劣りしていないし、中には御所相手にも通用する選手がいる。この敗戦で選手・指導者が感じた事を今日からグラウンドで爆発させて欲しいと思う。岬ラグビーも和歌山に選手を送り出しているチームなので、我々レベルでも何か出来る事がないのか、と考えさせられる一戦でした。

7人制女子・大阪代表には28期生ユカと26期生ミサキが出場。
今大会から国体正式種目となった女子の7人制ラグビー、先週末から各ブロックで予選が始まりました。
近畿ブロックの組み合わせも見て目が点になりました。エントリーチームは大阪と兵庫だけ…恐らく一番試合数が少ない予選ブロックだったはずです。京都はどうした!奈良は!滋賀は!和歌山は!徐々に増えてきているラガール人口ですが、ラグビー熱が高い近畿がこんな状況では「どんげんかせんといかん」でしょ。

女子の試合は、追手門学院VENUS単独チームの大阪代表が、17−5で接戦を制し岩手切符を手に入れました。


一つホッとしたことはミスマッチにならなかった事でした。兵庫代表は神戸甲北高で活躍選手を関東から呼び寄せチームを編成していました。急造チームでエントリーしミスマッチ続出したブロックに比べたら兵庫はきっちりしているなぁ〜と感じました。
リオ五輪で惨敗したサクラセブンズを強化するには、まだまだ底辺拡大とチーム数増加が必要だと感じました。みなさん女の子にもラグビーを勧めて下さいね!